5月2日 母なる音楽大地の声、JUJU



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 圧巻のKREVAショウが終わった後、ここは一旦、幕間映像はお休みで、総指揮「亀田誠治」からのご挨拶が始まりました。
 あまり多くを語らず、いや、普段はよく喋るんだ、この人は。とことん説明して、とことん気持ちを落っことして、全部がわかるまで付き合ってくれる亀田さんが、この日だけは多くを語らない。
 それが「亀の恩返し」だ。説明じゃない、感じるもの、それって何だ? 答え、「音楽」。それが亀田誠治からのアンサーである。ここでも最小限の言葉で深い感謝の気持ちを表し、そしてJUJUを紹介し、今度はガハハとぶっちゃけトークをJUJUに投げ込む。
 わかっていたよ、亀田さん。若干緊張気味だったJUJUをほぐそうと思っていたんでしょ。見事にハマりましたね。
 「亀の計らい」によって、肩がほぐれたJUJU、一曲目からあの、「母性のカタマリ」のような歌が空気を貫いて、僕らの耳からハートに届いた。

 言うまでもなくJUJUの歌は今、最も新しい旋律とサウンドとアレンジによって構成されている。2曲目は“素直になれたら”。そう、最早誰もが知っている彼女のアンセムだ。この誰もが知っている曲が、この日はハウスバンドのアレンジによって、聞き慣れた最新のヒット曲という感触から、永遠の調べへと昇華されている。一度聴いたら忘れないサビに、くっきりと「普遍性」というメダルがかけられたように聴こえてくる。

「私にとって亀田誠治さんは夢のような人で、ずっとご一緒したかった人なんですけど、夢って叶うものなですね。今日も呼んでもらえて嬉しいです。最後になりますが、初めてご一緒した曲で終わろうと思います。明日も続くんですよね? 明日は観に行きます!」とはっちゃけたいつものJUJU節のMCの後、その曲が鳴った。
 遠くから聴こえて来るのに、とても近いとこから鳴っているように感じる歌がある。JUJUの歌は、特にライヴでの彼女の歌は、まるで彼女が、いや、彼女のメッセージが自分の耳の中にあらかじめあるような響き方をする。彼女の歌を一日の終わりに聴くと、自然な感じで慰められる、と話してくれた人がいたが、その気持ちが手に取るようにわかるライヴだった。

 もっともっといろいろな歌を歌うんだろうなあ。そんな第一期の彼女のエポックになるような一夜だった。

@ I can be free
A 素直になれたら
B やさしさで溢れるように

鹿野 淳(MUSICA)
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