5月1日20時 幕間映像チェックに余念ないっす!



 無事にバンドリハーサルが終了しました。
 ハウスバンドの皆さんは明日も朝の10時頃から、念入りなリハーサルが行われます。
 もちろん明後日もです。
 大変です、早く帰って美味いもの喰って、風呂につかって寝なければ!
 というわけで、バンドの皆さんは、問題なしの充実のリハーサルだったことを踏まえて、すぐに解散しました。
 いよいよ明日、本番です。

 ですが、何もすべてのリハが終わったわけではありません。
「亀の恩返し」、もうひとつ大きなメッセージであり、仕掛けがあります。
「幕間映像」、つまりそれぞれのアーティストのライヴの合間に流される映像のことです。
 これはクリエイティヴ・ディレクターである大宮エリーがカメラマンの藤井保さんと若木信吾くん、そして絵本作家の荒井良二と共に物語を映像で展開させていくものです。
 亀田さんがこのイベントに、そして「亀の恩返し」というタイトルに込めた想いを、映像でもみんなに楽しんでもらおうという、このイベントならではの仕掛け。今回の音楽祝祭の空気を支配するといっても差し支えない大切な映像です。
 よって、20時より大宮エリーちゃんも参加しての念入りな打ち合わせが始まりました。
 大きなスクリーンに、鮮やかな映像が映り、想いの深いナレーションが武道館に響き渡ります。

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 ほら、面白いでしょ? 武道館に犬の何ともいえない表情が大写しになるなんて、そうそうないでしょ?
 そんな映像の終わりと、同時に始まる次のライヴの「間」。その何秒とかリズム感まで細かく詰めながら、それでもこのほっこりした映像を見ながらの作業なので、目尻が下がりっぱなしというか、なんか布団の中でみんなでなごんでいるかのようにリハが進んでいきます。
 きっと当日、この映像になごむのは「アナタ」ですよ。

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 映像時のステージの明るさとか、客電の付け方とか、いろいろな調整をし、映像リハも無事に終わりました。

 調整に余念のないスタッフ。お弁当のご飯が「玄米だ!」と喜びながら、しこたま食べる者(僕です)、いろいろなスタッフが明日までに完璧なステージを作ろうと、一生懸命です。
 そして、アリーナには、パイプ椅子が並べ始めました。……そうなんです、あまりにもアリーナステージのデザインが斬新なので、アリーナのお客さん用の椅子のセッティングが、リハが終わるまで出来なかったのです。

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 いよいよ明日から、亀の恩返しが始まります。
 音楽によってすべてを得たといってはばからない亀田誠治が、だからこそ音楽で感謝を響かせたいという気持ちから始まったイベントが、遂に明日、開幕します。
 別に恩返しだからといって、恩着せがましいことはひとっつもありません。ここにあるのは、石につまづいた人に「大丈夫?」と声をかけ、そして「どうも、大丈夫です」と苦笑いしながら優しく受け答えるようなものかもしれません。もしくは、耳が痒い時に、最適な音楽を鳴らしてくれた音楽自身に「お、あんがとさん」と言うような、いたって日常的な「助かった」とか「嬉しい」とかの気持ちを名曲によって確認する機会なのかもしれないです。
 でも「ありがとう」っていいじゃないですか。「おはよう」「おやすみ」「ありがとう」――言われて哀しい想いをする人がいない言葉って、人間が本当に求めて生み出した「本能のメッセージ」だと思うんです。音楽もそう。素晴らしい音楽はいつだって、僕らの本能をくすぐったり掻き毟ったりしながら、響きをメッセージとしてココロに溶け込ませます。そんな音楽と、まん丸な武道館という空間で一緒にじゃれ合うイベントが明日から2日間、始まります。


 拝啓、今こそ時代に音楽が恩返しいたします。
 亀の恩返し、はじまります。
 また明日。武道館で、そして、ここで。


 鹿野 淳(MUSICA
2009-05-02 02:22 | その他
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