5月3日 出演者コメント集



★スピッツ
田村明浩「凄かったですね。自分達が主催する側だったらこんなことできないですからね。こんなの仕切れないですもん。亀田さんがいなければ存在しないイベントですよね。昨日も思ったんだけど、亀田さんがやりたいことに真っ直ぐ向かってる――亀田さんって元々音楽に真っ直ぐ向かってる人なんで、その力にみんなも引っ張られていったイベントだったなって、終わってみて思います」
◆昨日と違う印象を持ったことってある?
ア山龍男「まぁいろいろありますけどね。大変なところもあるけど、楽しいところもあったので」
◆ツインドラムなんて普通あの距離感でやらないよね!
ア山「そうそう。ニヤニヤしっぱなしですよね」
三輪テツヤ「俺も昨日と同じで第三者的な立場でじっくりいろんなことができたんで楽しめました。それはあんまり味わえないことなんで、ロックフェスとかでもないしね」
草野マサムネ「何よりこのステージセットを2日間で壊しちゃうのがもったいないなって(笑)。さっきもステージ立ちながらセットが愛おしく思えてきちゃって、もったいないなって感じました。こんな楽しいイベント、なかなか経験できることじゃないので凄いよかったと思います。想像してたよりも新鮮で楽しいイベントでしたね。今日は、『絢香、歌上手いなぁ!』っていうのが凄くあって、聴けてよかった(笑)」
三輪「(スぺシャルセッションで)見つめ合っちゃってたよね! でもマサムネが先に目逸らしちゃってたよね!」
草野「はははははははは、恥ずかしくて」
三輪「僕らって最近どのイベントに出ても年齢が上のほうなんだけど、このイベントは亀田さんとかがいるから、凄い初心に戻るっていうかさ」
草野「スガくんも上だよ!」
◆昨日亀田さんが、「いつもはレコーディングだけやってる人とこうやって一緒にライヴできて絆が深められて凄く嬉しい」って話していて。これからも亀田さんとのコラボレイトは続くと思うんですけど、どうですか?
草野「大変なイベントだったから、そりゃ絆は深まるでしょう」
田村「ま、亀田さんにはすぐ切り替えてもらって俺らのレコーディングのこと考えてもらわないとね。もう今日にでも話し合いたいくらいなんだけど」
◆あはははは。
草野「亀田さんとは俺らが若い頃にプロデューサーに求めてたものとは違って、一緒に成長してる気持ちがあるというか。俺は甘えん坊だから、これからも甘えながら成長していけたらいいなって思います。40、50過ぎてもね」

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★Chara
「あっとういう間におわっちゃった〜。最初は音に慣れるまで耳がねぇ」
◆不思議にして、難しいステージだったですか。
「なんかねぇ。使い方が贅沢じゃないですか? どこが正面かがわかりにくくって。でもやっぱ武道館はこうやって使ったほうがいいね」
◆どこみて歌ってました?
「いろんなとこ……ふふふ。でも結構、亀田さん見てたかな。亀田さんが好きだから出てるわけだし。イベントっていっても、ミュージシャンの人もみんな凄く知ってる人だし。やっぱり亀の恩返しっていうことで集まってるから、亀田さんがいるかいないかで全然違っちゃうよね。亀田さんって一流のサウンドプロデューサーなんだけど、一流のベーシスト、ミュージシャンとしても先輩なわけで。Charaより上の世代の人って年功序列でピシッとしてるんだけど(笑)、亀田さんはそういうのを知ってるのに凄い優しい。音楽の中では自由だって凄くいつも思ってるけど、亀田さんの中でもそういうものをなくしたくないっていうのは、今日も感じましたよ」
◆いつも思うんですけど、1曲歌うだけでその空間を自分のものにしちゃうじゃないですか。その秘訣は何かあるんすか?
「いやぁ……そうなんだ? わたしはほらさぁ、ステージの上に立ってるミュージシャンの人も一緒に楽しんでくれてるのが伝わるからかな。みなさんよりこんなに高い舞台の上から失礼しますっていう感じ。だって普通に考えたって知らない人の前でっていうのはねぇ。こんないい緊張感を与えてもらえるなんて、その緊張をわたしは与えられた時間の中で何に変えられるかっていう…………勇気を出すってことかな。やっぱり勇気は大事だと思ってる。続けるっていう勇気もあるしね。続けばいいよね、このイベントも!!」

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★KREVA
「Charaさんが結構リラックスした感じだったから、今日の自分の役目はキリッとしたものを出すことかなって思ったんで、大きな声ではっきり喋ろうって思いました。イエーイ!みたいな感じよりは、ちゃんとメッセージを届けようと思いました」
◆1曲をやるごとに客の温度が5℃ずつくらい上がっていってたと思うんですけど。こういうイベントでそういうことをするコツっていうのはあるんですか?
「……凄い言葉足りてないかもしれないですけど、バンドの人とかととにかく仲良くなるっていうか。カッコつけずに自分はこういう感じっすって飛び込んで、それを理解してもらってそこに乗っかってきてもらって、で、俺もみなさんに乗っかっていくっていうことができれば上手くいくんじゃないっすかね」
◆この武道館でだけじゃなくて、都内のスタジオでもセッションがあったと思うんですけど。どうだったですか?
「2日間とも出るのがスピッツと俺ってなったら、リハでも俺の役目って盛り上げることかなって思って。実際のリハに入ったらもうみなさん6時間か7時間くらいはすでにやってたように見えたから、とにかく盛り上げようと思ってました」
◆このイベントの裏番長みたいなことをやられてたと思うんですけど、そういう意味での達成感みたいなものってありますか?
「裏番(笑)嬉しいな。でももっとできることがあると思うんで、もしまたお声を掛けてもらったらいろんなことをしたいなって思います。いろんな役目があると思うんで」
◆KREVAってほんと、いろいろやってきたし、面白がってきたじゃない。あとは「自分フェス」くらいしかやってないことないんじゃない?
「ふふふふふ。パフュームと……ってメンバー発表しちゃったりしてね(笑)。まぁでも、そういうのはもう少し先だと思います。もっと勉強したいっす」
◆2日目に聴く、このイベントのための新曲“恩返し”は、サビだけじゃなくてすべてがビシッと決まっていたもので、クドいようですけど、たくさん聴ける場所を作ってください。
「はい、ありがとうございます! 大切にします」

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★Do As Infinity
伴都美子「豪華で贅沢なイベントに出させていただいて感謝感謝ですね。楽しかったです」
大渡亮「いやぁすんごい緊張しました。リハーサルの時は久しぶりの武道館で最高だぜ!って余裕があったんですけど、いざ始まってみると、1万2千人に見つめられる感じっていうのにどんどん高揚してきちゃって、5曲で20曲分ぐらい疲れました(笑)」
◆亀田さんとは深くて長い仲だと聞いてるんですが、やはり特別な関係を築いてる人と一緒にやるイベントっていう気持ちはありましたか?
伴「もう亀田さんがいなかったらって考えると、わたしたちは何も生まれなかったというか。本当に亀田さん様様です(笑)」
大渡「MCでも言ったんですけど、10年世話になっていてライヴが初っていうね。笑えちゃいますよね。もっと前に亀田さんとご一緒したかったなって思いましたけど、でも今日こういう形でご一緒させてもらって誇りに感じました」
◆亀田さんが10年くらい下積みしてた時に浮かばれなかったことを、Do Asさんと一緒に試して成功していくことができて、本当に感謝してるんだっていうことを話されてたんですが。亀田さんがいて今の自分達がいるんだっていう思いは大きいですか?
伴「自分達も実験、冒険の連続で。チャレンジしてっていう。これからもそういうスタイルもありつつ、よりよいものを共に作っていきたいですね」
大渡「ちょうどJポップの過渡期に僕らはJポップシーンに出て行くことができて。亀田さんも今までにあったJポップシーンを壊してやろうっていうしたたかな思いをお持ちだったと思うんですよね。それが僕達のデビューした時と上手くリンクできたというか。ちょうど林檎さんが売れてきてご多忙の時だったと思うんですけど、面白みを感じてくださって本当にラッキーだった。Jポップシーンの過渡期だったからこそ、ご一緒できたのかなって、本当にその奇跡的な出会いに感謝ですね。亀田さんからこのお話をいただいた時に正直光栄で。この人選に自分達が入ってライヴさせてもらえたっていうのが本当に光栄ですね。そのひと言につきます」

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★絢香
◆もの凄い大活躍でしたが。ハウスバンドかっていうぐらいの大車輪の活躍で。
「いやいや(笑)。今日はいろんなところで登場させてもらいました。本当にジャンル問わずいろんな方が集まってるイベントで。それこそ亀田さんじゃないと集まらないような方が集まってる中に、たぶん、私が一番後輩だと思うんですけど、呼んでもらえて本当に嬉しかった。お客さんが凄くあったかかったので、実は緊張してたんですけど、リラックスして楽しめました」
◆昨日、秦(基博)くんも「自分が一番後輩だし凄く緊張するけど、たくさんもらうものをもらった気がする」って言ってたんですけど。
「うん、そんな気持ちでした。コラボにも助っ人として呼んでいただけて。スガさんと歌うのも始めてだったんですけど、男と女っていうだけでなく、声の質感が違う方と一緒にやるのって凄く勉強になるし、ハモる時も普段より声をよく聴こうとする自分がいて。勉強になったし、なおかつ横でスガさんのパワーを感じて楽しかったですね」
◆スガさんは、自分は歌わずにずっと絢香の歌声を聴いていたかったって。
「あははは。とんでもないです! ハモってもらったり、ハモったりっていうのを感じながら歌ってました。元々、大好きな曲だったんですよ。中学生の時にお別れ会みたいなところでみんなで歌った曲だったんです。だからハモりもその時から練習してたりして、あの時まさか詞を書いた本人と歌うとは思ってなかったなぁとか思いました(笑)」
◆リハーサルの時から楽屋に戻らずに、他の人の演奏をリズムを取りながらずっと見ていたのが凄く印象的だったんですが。
「あんな前でリハを見れるなんて凄く贅沢な、そうそうないことなので(笑)。勝手にお客さんのように楽しんでました(笑)」
◆本当に音楽が好きですよね。カースケさんのバースデーソングも歌ってて(笑)。
「さっき言われて、うわぁって思ったんですけど(笑)。あぁいうのも素敵ですよね」
◆ここだけで得られる喜びはありました?
「改めていろんなものを発信していきたいな、作りたいなっていう気持ちになりました。素敵な人ばっかりが集まってることに、凄く感動しましたね。音楽はもちろんなんですけど、人間の中身も素敵な方ばかりで。またいつか出れたらいいなって思います(笑)」

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★スガシカオ
「ほら、こういうイベントは短い間に急に沸騰しなきゃいけないでしょ(笑)。だからいきなり走って歌ってすげぇ心拍数上がりましたね」
◆MCで平井堅を下げて自分を持ち上げるっていう、絶妙な大人の見せ方がありましたが。
「ははははははは! そうですねぇ。楽屋に帰ってきたら早速、平井堅からメールがきててですね。『お前、ネタにしたな?』って(笑)。この世の中、もう何もできませんね! 終わった直後ですからねぇ、早過ぎますよ(笑)。でもとにかく、凄く楽しかったですね」
◆亀田さんと一緒に作り上げてきたハードな音像を、ライヴで実現したいなっていう気持ちが伝わってきたんですけど。どんな気持ちで望みました?
「僕は自分のバンドとかやる時もあんまり、ロックな感じではなくなっちゃうんで、ひさびさに亀田さんのベースとか、カースケさんのドラムで歌うとロックだなぁ〜みたいな。自分もそれに乗っかって魂揺さぶられた感じでしたね」
◆リハーサルから上っちゃいけないところに上ってスタッフに怒られながらも、あくなき挑戦をされてましたけど……。
「(笑)いや、あのスピーカーは黒いほうならいいって言われたんですよ。灰色はダメだったんですけど(笑)。そうですよ、はい、すぐに昇りたくなっちゃうんですよ!」
◆絢香さんとのセッションはどうでした?
「本当はずっと伴奏で参加したかったんですけどね(笑)。上手いとかっていうのも失礼ですよね。最近、だんだん説得力が出てきたから凄い歌い手さんだなと思いましたね」
◆亀田さんにひとことください。
「今日は結構ロックな無茶ぶりをしたんですけど、あの感じに乗ってきてくれるのが、亀田さんの空気感なんですよね。イベントっていうと、半分お仕事っていう感じでくる人も結構いるんだけど、このイベントはお仕事感が全然ないなっていう感じがしましたね。最近、いろんなところで本当に音楽の好きな人が集まるイベントっていうのがボコボコ生まれてきてると思うんですけど、これもそのひとつだったんですよ。それが嬉しいし楽しかったんですけど、やっぱりこれは亀田さんの人間力なんだろうなと思いましたね」
◆本人、かなり苦労して疲れ果ててるみたいですけどね(笑)。
「やっぱりそうなんだ(笑)。そうだよね、誰かが疲れ果てないと成功しないよね、こういうイベントは。どうもありがとうございました!!」

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★亀田誠治
◆おめでとうございます!
「いやぁ終わっちゃったなぁ(笑)」
◆最高のフィナーレだったなぁ。
「本当に最高のフィナーレだと思いますけど、これがやっぱり人生だね。っていうか音楽だっていう感じがする。いろいろあって、でも最後によかったねっていう瞬間がくる。もしかして自分が音楽を作ってるっていうのは、単純に音楽が好きだっていう本能的な部分と、観念的な部分ではこういうよい循環を世の中に作れるんじゃないかっていうのをどっかで信じてるんじゃないかと思った。今日、お客さんの顔を見てると楽しくて、照明がサーって射すのも、スピーカーから音が出る瞬間も楽しくて、僕は音楽が好きなんだなぁっていうのを自分で思いましたね」
◆泣かなかった?
「泣かなかった! いや、でも昨日も今日もスピッツがド頭に出て、お客さんがウワァってなった時には涙が出ましたね」
◆やっぱり素晴らしいアーティストが出てよかったって言えるイベント。素晴らしいアーティストが今日だけの思い出ができましたって言えるイベントが作れたっていうことは、音楽プロデューサーとして最高の仕事をしたんじゃないかなと思います。
「ありがとうございます。いろいろ悩ましいこととか難しいこととかいっぱい起きたんですけど、本当に結果オーライになったっていうか。やっぱり困難なことが起きてることに自分で考えて答えを出して、自分で考えて答えを出せない時は誰かが手を差し伸べてくれて、答えを出してくれて。みんなと一緒に進んでいくっていうのを、今回改めて痛感した感じかなぁ」
◆本当に亀田誠治らしいイベントだったなぁって思うんですよ。一番最初に自分が出ないでスピッツ、一番信頼しているバンドにその場を任すっていうのもそうだし。「亀の恩返し」っていう、一見ソフトなイメージがあるんだけど、その奥には人生の苦楽が全部入ってるタイトルにしたっていうのも凄く亀田誠司のプロダクションらしいなって思いました。
「鹿野さん、その通り!(笑)。でもこの5月2日と3日のメニューの違いっていうのも、組み立ててる時は思い通りにならなくて、そのパズルを組まざるを得ないっていう自体になったりもしたんですけど。結果研ぎ澄まされていったっていうか。それって僕の判断が素晴らしいってことだけじゃなくて、関わってくるアーティストのほうから発信してくるメッセージの中に正解があったんだなって思いました。やっぱり俺は、自分だけが発信してるんじゃなくて、インタラクティヴな関係によって自分のものづくりっていうのは支えられてるんだなって思いましたね。林檎嬢の白衣とかも、始めは『無茶言うなよ!イベントの中でやるのは大変だよ!』って思ったんですけど、いざやってみるとすべてに筋が通るっていうか。やっぱりアーティストの言うことは聞いてみるもんだなっていうね」
◆亀田さんは人の話をよく聞くプロデューサーだって、いろいろなミュージシャンから聞いてますよ。
「本当ですか!? やっぱり僕は聞いて作りたいですね。結局自分が達成するだけじゃまったく満足できないんですね。自分も絶対満足しなきゃいけないんですけど、相手が満足していないと前に進めない。その双方のインタラクティヴな理解がないと僕はその向こうにいるお客さんのもとにあったかさとか、音楽が一番伝わっていくエネルギーっていうのは届かないと思うんですよ。一番大事なこの公式を破った形で作って外に届いた試しがないんです(笑)。なのでそれは今後も絶対に守るようにすると思います」
◆スピッツも「こんなことを一緒にやったら絆は深まるよ。これからもよろしくお願いします」と言ってたんです。出てるアーティストのみなさん、そう思ってたと思うです。明日からまた一緒にレコーディングしていく日々が続きますね。
「はい! また通常業務で普通にレコーディングスタジオに入っていつも通りにレコーディングをし、(東京)事変が始まれば、事変のメンバーとして僕は僕の役割を全うするっていう。でもその積み重ねが今日みたいなのを、1年2年、5年10年単位で生んでいくので。ひとつひとつをちゃんとやっていきたいと思いますね」
◆今後このイベントについてどう思ってますか?
「今日の場を見ていて、『あっ俺、こういうこと好きかも!』って思い始めています。でもこれと同じことをやろうと思って、同じ基準でやろうとするときっと越えられなかったり、越えても違うベクトルで越えちゃったりして歪な形になってしまうと思うので、Vol.2がある場合は、それに関して一番ベストな方法を自分で考え、Vol.2を行える自分の自発的なモチベーション、自力がちゃんと備わっているかっていうことを確認しつつ、何本かの矢となってくれるチームを作って挑んでいくと思います」
◆意味のあるイベントが続いていくといいですね。
「ぜひ!って上手いなぁ、やるって言わせるのが(笑)。でも続いていくといいですね。続けますよ、きっと!」

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5月3日(日)  最後まで華々しく、音楽が永遠を灯しました! 最後の最後、グランドフィナーレを飾るのは、スペシャルセッションです!!



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 スガシカオと絢香の最高のセッションが終わった後、昨日に続いて、亀田からの呼び込みで、スペシャルセッションが始まりました。宴の最後にふさわしい、最初のセッションは――。
 スピッツとハウスバンドによる「ツインバンドセッション」。
 贅沢だなあ、これ! 昨日もそうだったんだけど、ステージも別々で一緒に2つの楽器が鳴らしあうなんて、普通に考えるととても難しい筈のことなんです。でもそれが、気持ちが繋がっている2バンドなもので、ぴたっとハマってしまうんです。
 そしてその2バンドのみならず、さらに招かれたのは、CHARAとDo As Infinity!!
 披露する曲は、CHARAのアンセム“やさしい気持ち”!!
 もう、ここは無礼講っしょ!! こんなでっかいステージが、こんなにもちっちゃく見えるほど、アーティストそれぞれが所狭しと動き回り、それでもリズムとハーモニーはジャスト!という、堂々としたミラクルセッション。CHARAが妖艶なる声で「だいっすっきー!!!!」とひたすら叫びまくり、その声に参加者が両手を振り上げながら応えます。

 さらにスペシャルは続きます!!
 お次は、実は前日もプレイしたスピッツの“魔法のコトバ”。
 昨日はJUJUとコラボレートしたこの曲が、今日は絢香と共に生まれ変わりました(ちなみに昨日のスペシャルセッションの1曲目は、スピッツ&ハウスバンド、そして秦 基博による“空も飛べるはず”だったんです)。
 マサムネの声と絢香の声が見詰め合う、そしてそこに亀田オーラが覆い被さる!? どうか終わらないで欲しい、この響き、この空気、この音楽に喚起された忘れられない1日――そんな熱い想いが武道館から溢れてそうになるほど、胸いっぱいのセッションでした。

「楽しかったぁー! 近い将来、またみんなに会えたらと思います。きょうはどうもありがとう!」という、総指揮:亀田誠治からのココロのメッセージをもって、記念すべき亀の恩返し、そのステージからは誰もいなくなりました。
 最後の最後のエンドロールまで殆んど参加者が残り、手が痛くなるほどの拍手を惜しまない中、2日間で2万4千人による「恩返し」は終わりを迎えました。

 個人的な話ですいません、私、鹿野は、亀田さんがこのイベントを「やろう」と決めたかなり早い段階からチームに参加していました。
 そんなにここまで上手く運んだわけじゃありません。「人生、ここまで亀の歩みのようだ」と話していた亀田さんが、ここでかなり打ちのめされたことを僕は知っています。
 だけど、いや、だからこそ、「人の気持ちがわかる大型イベント」亀の恩返しはここに大団円を迎えるほどの成功をおさめたんだと思います。
 ライヴが始まる前のワクワクするようなみんなの笑顔もよかったけど、この3時間の中でいろいろな音楽体験を果たした後の「くっちゃくちゃになったみんなの笑顔」、これが最高でした。まだまだ音楽が僕らが呼吸するためにやれることはいっぱいあるんだなって、どう、みんなも思えたんじゃないですか? もし、そうだとしたら、それが「亀からの恩返し」だと、どうか思ってください。そして、好きな人、想いを寄せる人に、そのことを伝えてください。言葉にして言えないなら、そう、あなたが一番好きな歌を、大切な人のために歌ってください。

 そうすれば、亀の恩返しはまだまだアナタの中で続いていくんですよ。

 3日間、長いレポートを読んでくれて、どうもありがとう。
 この後に続く3日の参加アーティストからの素晴らしいコメントをもって、亀の恩返しドキュメント・ブログを終えます。
 ありがとう。
 きっと、またね。

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@ やさしい気持ち(ハウスバンド、スピッツ、CHARA、Do As Infinity)
A 魔法のコトバ(ハウスバンド、スピッツ、絢香)

鹿野 淳(MUSICA)
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